作成日:2025/12/24
起業する前に考えておくこと
今回は、これから起業を考えている方に向けて書いてみたいと思います。
まずは、白書のデータをご紹介します。
日本の実に99.7%が中小企業であることはご承知のとおりです。

※2017年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要(案)平成29年3月 経済産業省中小企業庁調査室の資料より
上記データが示すように、中小企業のうち85.1%が小規模事業者です。
次に以下のデータをご紹介します。

※2017年版 中小企業白書・小規模企業白書 要約より
ここで注目すべきは企業の成長段階が上がるにつれて「人材確保に係る課題」が経営課題の上位に上がっていくことです。
創業期は「カネ」が大きな課題です。
これが、成長するにつれて、「ヒト」へと課題が移っていくことがわかります。
「ヒト」というのは、会社の文化となり、風土を醸成していきます。
風土は時間をかけて醸成されていくものです。
風土を変えたいと思っても一朝一夕には変えられません。
「ヒト」に関する課題に早い段階でアプローチすることは、強い会社を作るために大切なことです。
もし、社員がそっぽを向いているなら、自社に合っていない人を採用してしまったか、社長が何も示してこなかったからです。部下は瞬時で上司を見抜きます。
慢性的な人材不足時代に、経営戦略から導き出された人材像を明確に持ち、
採用活動を行う、という一見当たり前のことですが、
その当たり前のことをやることで「ヒト」の課題に向き合っていくことができます。
起業するにあたり、事業構想を熱心に考えるのは当たり前ですが、
いざ起業し、人を雇ったけれど、労務に関することは何も知らずに起業してしまったばかりに、
社会保険料の高さに驚き、
働いていないのにお金を払わなければならない(有給休暇)ことを知って憤慨したり、
残業代は1.25倍で計算しなければならないのか!
などなど社長の嘆きをこれまで聞いてきました。
社会保険料などの法定福利費も踏まえて人件費を考えておくことが必要だし、
かつて自分がスパルタで育てられたから、部下もスパルタで育てるというのは、今の時代、人が寄ってきません。
ときに厳しく育てることは大切ですが、目的や何故そうする必要があるのかなどを
わかりやすく説明し、繰り返し話し続けることがとても大切です。
私もスパルタ教育を受けてきた人間ですが恐いのは苦手です。優しく教えて欲しいです(笑)
恐いのは母親で十分です。
起業するなら、
夢はでっかく、
計画は悲観的に、
行動は大胆にやっていきたいですね。
その勇気と行動力に敬意を表し、応援しています!


















