作成日:2023/03/02
「お陰様で」という日本語
早くも3月になりました。
春めいた日も多くなってきましたね。
毎年12月、1月は業務量が多いのですが、2月もとても忙しく過ごしました。
これも周囲の方たちのお陰様です。
さて、「お陰様で」という言葉、素敵だと思いませんか?
おそらく日本語以外では表現しづらいのではないでしょうか。
もともとは仏教用語で神仏の加護に対する感謝の言葉だと言われています。
目に見えない存在たちが陰ながら私たちをサポートしてくれているということです。
目に見えない存在については、そんなの存在しないという考えを持つ方もいらっしゃいますが
目に見えない応援団がいてくれるとしたら大いに応援して欲しいなと私は思います^^
言霊といって、自分が発した言葉は現実化するという考え方が日本にはありますね。
量子力学においてもいろいろと研究されているようですが、
言葉、すなわち 「音(=周波数)」 にパワーが秘められているのでしょうね。
不平不満を発すれば、不平不満を言いたくなるような現実が、
感謝の言葉を発すれば、感謝したくなるような現実が繰り広げられる。
私もこれまでの人生で言霊のパワーを活用して願望を実現してきました。
絶対 社労士試験に合格する! とか
絶対 年商〇〇円を達成する! とか
絶対 憧れのクレ・ド・ポーの化粧品を使う! とか(笑)
ときには望んだもの以上のことが現実化することもあります。
そんなとき、目に見えない存在たちが応援してくれているんじゃないか
と思うのです。
もちろん実現するための努力は必須です。
行動してこそ現実を変えていくのですから。
社労士試験に向けて勉強していたとき、
「お前が社労士なんかに受かるか」と冷ややかな言葉を浴びせられたことが
私の闘志に火をつけました。
社労士試験の3か月前に、私は勤務していた会社を退職し、1日16時間勉強しました。
大好きなお酒を断ち、広告チラシの裏に条文を書いたもので部屋の壁を埋め尽くしました。
当時一人暮らしをしていた私のマンションに来た父は、私の部屋を見てボソッと
「魑魅魍魎やな」と発しましたwwwww
試験前日の就寝前、
バケツにたまるくらいの涙がどわーーーっと溢れました。
なんというかやり切った感というか。。
よくここまで頑張ったね、と自分を労いました。
大学受験のときも、これくらい頑張れば志望大学に合格したかもしれません^^;
今では「お前が社労士なんかに受かるか」と言ってくれた人(実は兄です)にも感謝しています。
そう、兄のお陰なのです。
この言葉があったから、ド真剣に勉強することができたのです。
兄は5年前、肺がんで亡くなりました。
51歳でした。
きっと兄も私のお陰様応援団の一人だと信じています。
神社で神様に願い事を言う前に、
お陰様を信じてお任せする前に、
まずは自分を信じ、行動する。
さすればお陰様たちは、あなたを応援してくれると思うのであります。