作成日:2023/02/13
もっと自由に思考する
常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである
『アインシュタイン 150の言葉』/Jerry Mayer & John P.Holms 編集 より
こちらは特殊相対性理論、一般相対性理論などを提唱した物理学者
アルベルト・アインシュタインの言葉です。
中学生の私だったら、大人に対してこの言葉を
声を大にして叫びたかった(笑)
気が付けば自分が常識まみれになっていた。。
労務相談をお受けする際、いつもこの「常識」と闘っている自分を発見します。
経営資源の4大要素である「人」「モノ」「カネ」「情報」のうち、
「人」には感情があります。
みなさんも私自身も様々な感情を体験し、喜んだり悲しんだりして生きています。
ときに他者を責めたり責められたりして生きています。
これも自分の選択の結果なのですが、その渦中にいるときは、
それが自分の選択の結果であることを大胆に忘れます。
そして、その感情は自分が築き上げた「常識」がベースとなって発露します。
それが人間です。
人嫌いだった私が社労士という職業に就いたのは不思議です。
結局は「人」が好きなのかなぁとぼんやり考えたりします。
労務管理のセオリーに頼らず、
もっと素直に、ゼロベースで物事を考える自分でありたい。
「常識」という観念はできる限り手放したほうが身軽になるし、
思わぬ打開策と出会えるかもしれません。